昭和記念公園の目の前に位置する「ソラノホテル」。館内に入るとグエナエル・ニコラ氏が手掛けた設計の数々に目を奪われる。客室はもちろんのこと廊下やエレベーターホールなど、館内の至る所に繊細な技巧が散りばめられており、訪れる時間によって、違った様相を見せてくれる。
客室はスタンダードルームでも52㎡とゆとりのある空間となっている。全室から見られる昭和記念公園の美しい自然は四季の移ろいを味わうことができ、バルコニーから見える景色は東京にいることを忘れさせるものがある。犬種問わず、愛犬と一緒に泊まることのできる部屋もあり、公園に行って散歩に出かけるのも良いだろう。また、エコファーストをホテルのスタンダードにしているため、歯ブラシのような、一回で使い捨ててしまうようなプラスチック製のアメニティーは常備していない。シャンプーやコンディショナーなどは環境にやさしいもの、他にもフェアトレード製品などが使用されており、サステナブルな宿泊体験ができる。
“DAICHINO RESTAURANT”では、多摩地域や秩父・甲信地方など近隣地域の豊かな産地で生まれる食材をふんだんに使用しており、そのこだわりの味を楽しむことができる。これらの食材がレストランにディスプレイされているのも、その新鮮さを直接感じられる工夫の一つである。また、オープンキッチンになっているので、どのように料理が作られているのか見られるのも魅力だ。朝食は野菜料理が中心で、発酵食品なども取り入れたからだにやさしいものが提供される。
「ウェルビーイング-心にもからだにも健やかであること-」をコンセプトにしているソラノホテルだからできるWell-beingな体験がいくつもある。
最上階の11階には60mの長さを誇るインフィニティプールが設置されており、独自に掘削した温泉水を使用しているので一年中楽しむことができる。ここまでの規模のインフィニティプールは都内で唯一無二の場所だろう。晴れている日には富士山を見ることができたり、夜はプロジェクションマッピングを楽しむことができたりと昼と夜では違った雰囲気になっており、訪れる際にはぜひどちらも体験していただきたい。また、ナノミストサウナも完備されており、こちらも日本で導入されている例は少なく、サウナ特有の息苦しさがないためサウナ初心者の方にもおすすめである。このほかにも、プールサイド・ヨガなど季節や時間帯にあったプログラムも楽しむことができる。
いかがだっただろうか。このホテルで提供されるWell-beingな体験の数々に心奪われること間違いない。秋には昭和記念公園の紅葉も堪能することができるのもおすすめポイントのひとつだ。友人とも愛犬とも宿泊することができる上、心も体もリフレッシュできるホテルにぜひ訪れてみては。
改めまして、今回取材にご協力いただいたソラノホテルの皆様、誠にありがとうございました。
(取材日:2024年11月13日)
施設概要
住所:〒190-0014 東京都立川市緑町3-1 W1
アクセス:JR立川駅北口より徒歩8分
チェックイン / チェックアウト
(部屋タイプやプランによって異なります):
和モダンタイプ 13:00 / 10:00
洋タイプ 15:00 / 12:00
公式サイト:https://soranohotel.com/