箱根の奥深い自然と豊かな文化が息づく強羅の地に佇む「ホテルインディゴ箱根強羅」は、“本当の自分に戻る安らぎの隠れ家”というコンセプトを掲げる、唯一無二のライフスタイルホテルである。ここでは、四季折々に移ろいゆく箱根の山並みや、清流・早川のせせらぎに包まれながら、自分らしさを取り戻すかけがえのないひとときを過ごすことができる。
すべての客室に備えられた宮城野温泉の源泉かけ流し露天風呂は、このホテル最大の魅力の一つ。窓辺に広がる雄大な自然を眺めつつ、良質な湯に身を沈めれば、心身はじんわりとほぐれ、外界から解き放たれたような静かな満足感を得られることだろう。さらに、各部屋にはミニバーが完備され、地元産のお酒から厳選のウイスキー、さらには手軽に楽しめるビールやなど、多彩なドリンクで自由な時間を演出する。
客室内には、地元・箱根の文化や歴史がさりげなく溶け込んでいる。例えば、壁面に配された写真は老舗「島写真館」が切り取った箱根の風景をモチーフとし、空間そのものが一種のギャラリーとなっている。また、洗練されたインテリアの中には、箱根寄木細工がオブジェやモノグラムとして巧みに用いられ、職人技が息づくディテールが人々の感性を刺激する。隠れたユーモアやモダンな色使いは、伝統と現代が絶妙なバランスで交差するホテルインディゴ特有の世界観を象徴し、訪れるたびに新たな発見をもたらしてくれるだろう。
レセプションを抜けると、炎と水のエレメントをテーマにしたレストラン&バーエリアが広がる。高い天井と解放的な空間が、ゲストの感覚を心地よく解き放ち、歌川広重の浮世絵作品や箱根寄木細工、そしてスタイリッシュなアートピースが、ここが単なる“食事をする場”を超えたクリエイティブな社交空間であることを物語る。レストランでは、国内でも珍しい2台の薪グリルが稼働し、季節ごとに厳選された地域食材をふんだんに用いた料理が提供される。旬の魚や野菜、箱根周辺で育まれた滋味あふれる食材を、香り豊かな薪火でグリルすることで引き出される旨味は、五感を優しく満たす。
バーには、数多くのジャパニーズウイスキーやオリジナルカクテルがラインナップされ、新たな味わいとの出会いを期待できます。上質空間の中で大人の時間をより豊かに彩るだろう。
また、ホテルインディゴ箱根強羅には、共用のスパエリア「サーマルスプリング」があり、ここでは日常から遠く離れた非日常的な体験が待っている。中央に配された大きなモニターに映し出される箱根の美しい風景を眺めながら、露天風呂やジャグジー、サウナ、歩行浴など多彩な温浴体験を心ゆくまで楽しむことができる。このスパは、まさに心と身体を解きほぐすために存在する“ウェルネスの聖域”と呼ぶにふさわしい空間である。さらに、中庭には足湯を備えたおしゃれなバーテラスが広がり、遮るものなく移り変わる箱根の自然を楽しむ特等席が用意されている。ここで深呼吸すれば、五感が研ぎ澄まされ、ゆったりとした時の流れが心を落ち着かせる。24時間利用可能なフィットネスジムには大きなモニターが設置され、時間や天候を問わず、気分に合わせた運動習慣を維持できる。また、リラックスルームには箱根に所縁ある苔が配され、地域の自然や文化へのリスペクトが感じられる静謐な空間となっている。ここでは、旅の計画を練ったり、読書や瞑想を楽しんだり、創造的なアイデアを膨らませたりするのにうってつけのひとときを過ごせるだろう。
地域の芸術や風土を、モダンかつスタイリッシュに取り入れたこのホテルは、箱根という土地そのものを体感できる“ネイバーフッドの拠点”である。目に映る風景、体に染み込む温泉、舌を楽しませる旬の味覚、耳に響く自然の音色、そして作品やデザインに込められたアートの息吹 -このすべてが、“本当の自分”へと回帰する旅の舞台装置となる。五感を解放し、心身が自然と一体となるようなクリエイティブな滞在を、ぜひ「ホテルインディゴ箱根強羅」で体験してみてはいかがだろうか。
改めまして、今回取材にご協力いただいたインディゴホテル箱根強羅の皆様、誠にありがとうございました。
(取材日:2024.12.9)
施設概要
住所:〒250-0402 神奈川県足柄下郡箱根町木賀924−1
アクセス:
(電車とバスで)
東海道新幹線 東京駅から小田原駅まで35分 そこからホテルのシャトルバス
小田急線 新宿駅から小田原駅まで90分 そこからホテルのシャトルバス
(車でお越しの方)
東京駅から約1時間50分
なお、小田原駅、強羅駅からのシャトルバスがあります。
価格帯:40,000円から50,000円(2名1室)
公式サイト:https://hotel-the-knot.jp/tokyoshinjuku/
※本記事で使用している写真は「ホテルインディゴ箱根強羅」様より許可を取って使用しています。